はじめまして。都内の音楽大学でバイオリンを専攻している、あずさと申します。
これからバイオリンを始めようと思っている方は、次のような不安や疑問をお持ちではないでしょうか?
- バイオリンを大人から始めても上達ってできるの?
- バイオリンは何を選べばいいの?
- 独学でも大丈夫?バイオリン教室に通った方がいい?
結論を言うと、大人から始めても全く問題ありません。私の知り合いでも、大人から始めてアマチュアオーケストラなどで演奏を楽しんでいる人はたくさんいます。
この記事では、バイオリンを大人から始めた人の体験談、バイオリンを始める手順、始めてからのスケジュールを解説します。
あなたもバイオリンの世界に踏み込んで、演奏を楽しみましょう♪
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ランキング | 1位 | 2位 | 3位 |
商品 | |||
弾きやすさ | |||
見た目の美しさ | |||
製作国 | ルーマニア製 | 中国製 | 日本製 |
価格(税込) | 126,280円 | 62,590円 | 68,859円 |
別途必要なもの | なし | チューナー 譜面台 (約5,000円) |
肩当て チューナー 譜面台 (約10,000円) |
評価 |
「バイオリンを大人から始めても上達できない」って本当なの?
「大人から始めても遅い」と言う人がいますが、これは全くの見当違いです。なぜなら成長できるかどうかは、子ども・大人関係なく、人それぞれの問題だからです。
もちろんプロのバイオリニストになるのは難しいですが、趣味として楽しむなら問題なく上達できます。
ただそれでも次のような不安を持たれている方は多いでしょう。
- 仕事が忙しくて練習する時間がない
- レッスンに通う時間がない
- 練習が単調だと飽きてしまうかも
仕事が忙しい人は多いと思いますが、自分のペースでバイオリンを楽しんでいる方は大勢いらっしゃいます。レッスンは月1回から調整できますし、レッスンDVDを使った独学でも上達できます。
また始めてすぐは基礎練習が多くてつまらないと感じるかもしれませんが、しっかり身につけることで、曲練習に入ってからの上達スピードが違います。
基礎練習は少しずつ継続して進めれば身につくので安心してください。
大人からバイオリンを始めても、やる気を持って続ければ自ずとレベルアップしていきます。
バイオリンを大人から始めた人の体験談を紹介!
私の知り合いで大人からバイオリンを始めた人は多くいるので、今回は「始めて大変だったこと」「続けてみた感想」をヒアリングしてみました。
実際に話を聞いた3名はいずれもバイオリンを楽しんでいて、始めてよかったと口を揃えて言っていました。
忙しくてなかなか時間が取れない人でも、「5分だけでいいから楽器に触る」というのは大事なことです。
バイオリンは感覚をつまむまでが大変ですが、一度慣れてしまえば一気に上達していきます。曲の練習を始めたら楽しさも倍増しますので、まずは始めてみましょう。
大人から始めてバイオリンを楽しんでいる方は大勢いらっしゃいますよ♪
バイオリンを始める手順は?
バイオリンを始めるときは、まず楽器を手に入れましょう。購入するか、レンタルするかの選択肢がありますが、断然購入がおすすめです。
1年以上続けるならレンタルより購入した方がお得ですし、自分の楽器を持つと愛着がわいて楽しくなります。続けるために「楽しむこと」は必須ですので、ぜひ楽器は購入してください。
またバイオリン教室と独学は好みが分かれるところですが、それぞれのメリット・デメリットをまとめると次の通りです。
メリット | デメリット | |
バイオリン教室 | ・プロの先生に教わるので上達は早い | ・年間20万円ほど費用が必要 ・人によっては通うのが大変 |
独学(レッスンDVD) | ・自分のペースで好きな時間に弾ける ・無理なく続けられる |
・上達スピードは音楽教室よりは遅い |
バイオリン教室か独学かを選ぶときは、「続けやすさ」「費用」「上達スピード」の3点を軸に考えてみましょう。
「費用がかかっても早く上達したい」という人もいるでしょうし、「自分だけで楽しみたい」という人もいると思います。
迷ったときは「どちらを選べば長く続けられるか」を優先して決めましょう。
以上のようにバイオリンを始める手順は単純で、すぐにでもスタートできます。
楽器の選び方、おすすめの初心者セット、バイオリン教室と独学の比較など、詳しくは下記記事をご覧ください。
関連記事:>>完全初心者のためのバイオリンの始め方|楽器の選び方、練習方法などすべて解説
バイオリンを始めたあとのスケジュールは?
続いてバイオリンを始めたあとのステップを紹介します。まだイメージできないかもしれませんが、大体の流れは次の通りです。
1年目
- 楽器の構え方
- 弓の持ち方
- チューニング
- ボウイング(開放弦)
- 音階練習
- 曲練習
2年目
- より難しい曲の練習
- ビブラート
- アマチュアオーケストラ入団など
1年目の流れ
最初の3ヵ月ほどは基礎練習をしっかりマスターすることが重要です。
たとえ単調に感じたとしても、頑張って続けてみてください。その後の上達スピードに大きく影響してきます。
曲練習は、きらきら星、歓びの歌、カノンなど簡単なものからスタートし、だんだんと難易度が上がっていきます。
初めて1曲フルで演奏できたときの達成感は格別なものとなるでしょう。
2年目の流れ
2年目以降はより難しい曲を練習してステップアップを目指します。その中でビブラートの習得も視野に入れると一層楽しくなるはずです。
ある程度弾けるようになったら、アマチュアオーケストラやアンサンブル団体への入団を考えてみてもいいでしょう。
例えばアマチュアオーケストラは全国各地に多くありますし、オーディション不要のところがほとんどです。
オーケストラでしか体験できない響きを楽しめますし、音楽仲間もできますよ。
もちろん自分だけでバイオリンを楽しんだり、家族や友人に披露するのも素敵です。
バイオリンの楽しさは無限大なので、自分のスタイルに合わせて続けていきましょう。
バイオリンを始めるうえでよくある質問
バイオリンを始める手順を解説してきましたが、まだ細かな疑問が残っているかもしれません。
そこで始める前に知っておきたい「よくある質問」を3つまとめました。
①楽譜が読めなくても大丈夫?
いま楽譜が読めなくても全く問題ありません。バイオリンで曲を練習する段階になったら、少しずつ読めるようになります。
またレッスンDVDでは楽譜が読めなくて弾ける工夫がされていたり、音楽教室では楽譜の読み方を教えてくれたりもします。
楽譜が読めなくて始めることを躊躇している方は、どうぞ安心してバイオリンを始めてください。楽譜の読み方は慣れれば自然と身につきます。
②しっかりした音を出すまでにどのくらいかかる?
バイオリンは右手の弓の使い方が重要で、最初からきれいな音を出すのは難しいです。
ですが練習を続ければ、着実にコツをつかめるようになっていきます。
1日にどれだけ練習するかで変わってきますが、例えば毎日30分練習するとしたら、1ヵ月続ければ美しい音が出せるようになるはずです。
③どんな曲が弾けるようになる?
バイオリンを始めて基礎が身に付いたら、少しずつ曲が弾けるようになります。レッスンDVDや音楽教室で練習する曲は、例えば下記のようなものです。
- きらきら星
- ベートーヴェン第九「歓びの歌」
- アメイジング・グレイス
- 見上げてごらん夜の星を
- アイネ・クライネ・ナハトムジーク
- カノン
- 情熱大陸
練習をコツコツ続ければ、誰でも知っているような有名曲も弾けるようになります。自分の力で曲が演奏できると、かけがえのない達成感を味わえますよ♪
今からバイオリンを始めて演奏をとことん楽しもう
繰り返しになりますが、バイオリンを大人から始めても問題なく上達できます。ご自分の希望と照らし合わせて、バイオリン教室に通うか、レッスンDVDで独学で進めるか考えてみましょう。
基礎を習得して曲を弾けるようになると一気に楽しくなり、バイオリンの魅力にハマってしまうはずです。
曲が弾けるようになったら、家族や友人に演奏を披露したり、オーケストラで仲間と一緒に演奏したりするのも素敵。もちろん自分だけで達成感を味わうのも格別です。
あなたもバイオリンを趣味にして、音楽を思いっきり楽しみましょう♪
関連記事:>>おすすめのバイオリン初心者セットTOP5!【購入後のステップも解説】
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