はじめまして。都内の音楽大学でバイオリンを専攻している、あずさと申します。
これからバイオリンを始めてみようと思っているあなたは、次のような不安や疑問をお持ちではないでしょうか?
- アパート(マンション)だから、普通のバイオリンだと近所迷惑になるかも…
- サイレントバイオリンならうるさくない?普通のバイオリンとの音量の違いは?
- 初心者におすすめのサイレントバイオリンは?
結論を言うと、アパートやマンションなどで音量が心配な方はサイレントバイオリンを使えば気兼ねなく演奏できます。
しっかり継続して練習すれば、着実に上達することも可能です。
この記事では、音大でバイオリンを専攻している私が、
- サイレントバイオリンの音量
- 初心者におすすめのサイレントバイオリン
など詳しく紹介していきます。
\初心者におすすめのサイレントバイオリンBEST3/
池田晴子先生のサイレントバイオリンセット | ヤマハ YSV104 | ヤマハ SV250 | |
ランキング | 1位 | 2位 | 3位 |
商品 | |||
静かさ | |||
弾きやすさ | |||
価格(税込) | 87,340円 | 107,142円 | 125,607円 |
別途必要なもの | なし | 肩当て 松脂 チューナー 譜面台 |
弓 ケース 肩当て 松脂 チューナー 譜面台 |
評価 |
第1位は「池田晴子先生のサイレントバイオリンセット」です!静音性が最も優れ、弓・ケース・肩当て・レッスンDVDなど全てが揃っています。
サイレントバイオリンの音量はどのくらい?
改めて説明すると、サイレントバイオリンとは演奏中の音を極力外に出さない作りとなっているバイオリンです。
実際に演奏している音はヘッドホン(イヤホン)を通して聴くので、自分自身は普通のバイオリンと同じ弾き心地で楽しめます。
それではサイレントバイオリンと普通のバイオリン(アコースティックバイオリン)で、外に聞こえる音量はどのくらい違うのでしょうか?
まずは下の動画をご覧ください。体感しやすいように2つ紹介します。
一言で表すとサイレントバイオリンの音量は、普通のバイオリンの1/3程度。
またデシベル(db)で変換すると、サイレントバイオリンは30~40dbとなり、下記のような環境に近いです。
- 少量の話し声
- 図書館の中
- 静かな住宅地の昼
サイレントバイオリンの音量でしたら、アパートやマンションで弾いても近所迷惑になることはありません。
しかもサイレントバイオリンは本来の響きや弾きごたえを感じられるので、普通のバイオリンと近い感覚で練習できます。
初心者向けのサイレントバイオリンの選び方
まずはサイレントバイオリンを購入する上でおさえておきたい選び方を解説します。
- なるべく音量の静かなモデル
- サイレントバイオリンの形
- サイレントバイオリンの価格帯
- セットの中身
この4点を軸に選べばまず失敗しません。基本ですが大事なことなので1つずつ見ていきましょう。
①音量の静かなモデルを選ぶ
サイレントバイオリンを選ぶ上でまず大事なのは、音量の静かなモデルであるかどうか。
基本的にどのメーカーの楽器も静音設計がされていますが、若干の音量の違いはあります。
このあと紹介するランキングでは、「音が静か」というポイントを重視して選んでいるので、参考になさってください。
②なるべく普通のバイオリンと同じ形の楽器を選ぶ
左は普通のバイオリン、右がサイレントバイオリン
サイレントバイオリンにはさまざまな形がありますが、なるべく普通のバイオリンと同じ形の楽器を選びましょう。
ふちのないサイレントバイオリンに慣れると、今後普通のバイオリンに買い替えたときに苦労してしまいます。
ふちのあるサイレントバイオリンなら、基礎を正しく身につけることができますよ。
③価格帯は5万円~10万円のセットがおすすめ
初心者向けのサイレントバイオリンは1万円や2万円といった安いものもありますが、正直に言って買うと失敗します。
業界では「ベニヤ板」と表現するのですが、安価なバイオリンは木の板が粗悪なものばかり。サイレントバイオリンでも素材の質は響きに影響します。
質の悪いバイオリンで練習しても、良い音が出せないので決して上達しません。せっかく買ったバイオリンなのに愛着すらわかないと思います。
これからバイオリンの演奏を楽しみたい方は、全くの初心者でも5万円~10万円の楽器を選びましょう。この価格帯なら各メーカーの魅力がわかる質のいい楽器になっています。
少し高いと感じるかもしれませんが、良いサイレントバイオリンは半永久的に使えますし、上達も早くなります。
サイレントバイオリンを中古で手に入れること、レンタルすることはおすすめしません。
中古の楽器は静音機能が壊れている可能性があります。音量をしっかり抑えるなら、新品のサイレントバイオリンを購入しましょう。
またレンタルは月6,000円ほどかかるので、1年続けたら7万円を超えてしまいます。高品質なサイレントバイオリンを最初から購入した方が経済的です。
④今すぐ始められる状態で揃っているか
サイレントバイオリンのセットを買っても、「必要な小物が足りなくてすぐに始められない…」なんてことは嫌ですよね。
あらかじめ次の内容になっているか確認しましょう。
- サイレントバイオリン本体
- 弓
- バイオリンケース
- 肩当て…バイオリンを構える際に必要
- 松脂…弓に塗らないと音が出せない
- ヘッドホン…自分の出す音をヘッドホンで聴くため
- ミュート…さらに音量を抑えることができる
- チューナー…ないとチューニングができない
- 譜面台…楽譜を置くため
最低限①~⑥が揃っていれば、サイレントバイオリンを弾くことはできます。
ただ⑧チューナーがないと最初のチューニング(音合わせ)ができませんし、⑨譜面台がないと楽譜が置けないので不便です。
「アンプは必要ないの?」と思われるかもしれませんが、演奏中の音をスピーカーから出す場合のみ必要です。
家で演奏するときはヘッドホン(イヤホン)を楽器本体に挿して聴くので、アンプは必要ありません。
また独学で練習する場合は、細かく解説されたレッスンDVDや教本は不可欠です。
可能であれば必要なものすべてが揃っているサイレントバイオリンのセットを選びましょう。届いたらすぐに始められますよ。
初心者におすすめのサイレントバイオリンTOP3!
①音が静かで上質なサイレントバイオリン
②できるだけ通常の形をした楽器
③演奏に必要なものが一式揃っている
第1位 池田晴子先生のサイレントバイオリンセット
①サイレントバイオリン一式とレッスンDVDがセットになった商品
②プロバイオリニストの池田晴子先生が監修した上質なバイオリン
③独学でも着実に上達できる工夫が盛りだくさん
これからバイオリンを始めるなら、「池田晴子先生のサイレントバイオリンセット」を購入すれば間違いありません。
エリザベト音楽大学出身のバイオリニストである池田晴子先生が監修したサイレントバイオリンとレッスンDVDがセットになっていて、届いたその日から弾くことができます。
私も夜中に練習するとき使っています
上の写真には写っていませんが、楽器本体や弓のほかにケース・肩当て・松脂・ヘッドホンなどもすべて揃っており、足りないものは1つもありません。
そして肝心の音量について、私が自分の部屋で弾いていてもリビングにいる家族には全く聞こえないようです。私は夜中に練習することも多いのですが、うるさいと言われたことは一度もありません。
練習するときは楽器の裏にヘッドホン(イヤホン)を直接さして、耳で実際の音を聴きます。外には小さな音しか出ないので安心ですよ。
またレッスンDVDはバイオリン初心者に優しい設計が特徴で、DVDのレッスン時間は合計7時間というボリューム。
実際に注文し視聴してみました
池田晴子先生によるレッスン風景
DVDでは楽器の準備から丁寧に解説されており、初心者がつまずきやすい箇所でも着実に理解できます。
さらに少しでも早く上達できるように、
- 音程が簡単にとれる特製シール
- ドレミの音階を「アルファベットと数字」で表した楽譜
も取り入れています。
音程が簡単にとれる特製シール
音階をアルファベットと数字で表した楽譜
音程が簡単に取れるシールは、私もバイオリンを始めたときに使っていました。
またアルファベットと数字で書かれた楽譜は直感で弾けるよう工夫されているので、楽譜の読み方で挫折することはありません。
池田晴子先生のサイレントバイオリンセットとレッスンDVDを使えば、あなたも30分でバイオリンが弾けるようになります。
商品内容 | ・サイレントバイオリン(電子バイオリン)一式 ・レッスンDVD第1弾~第3弾(合計7時間) ・テキスト教本、レッスン楽譜 ・特製音程シール |
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収録曲 | きらきら星、歓びの歌、カノン、情熱大陸など |
価格 | ・通常バイオリンセット(76,780円) ・電子バイオリンセット(87,340円) |
評価 |
第2位 ヤマハ YSV104
①ヤマハのサイレントバイオリン定番モデル
②YSV104Sなら弓、ケース、松脂もセット
③レッスンDVD・教材は別途必要
「ヤマハ YSV104」はロングセラーの定番モデルで、過去に何度も改良を加えられてきました。現行モデルは材質・弾きやすさにもこだわった初心者向けサイレントバイオリンとして人気です。
ただ欠点もあり、通常のバイオリンと比較して形が少し異なります。
左側のフチがないので、弓を動かしたときの角度を間違って覚えてしまう可能性も…
スタンダードのYSV104だと付属するのは、音をスピーカーから出すためのコントロールボックス(アンプ)とイヤホンのみ。
これからバイオリンを始める方は弓などがセットになったYSV104Sを選び、追加で肩当てを購入する必要があります。
商品内容 | ヤマハ YSV104S |
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価格 | 107,142円(税込)、送料無料 |
評価 |
第3位 ヤマハ SV250
①ヤマハのサイレントバイオリン上級モデル
②付属するのはコントロールボックスのみ
③レッスンDVD・教材は別途必要
「サイレントバイオリンで長く演奏していきたい」「最初から1番良い楽器がほしい」など音にこだわりたい方は、ヤマハの上級モデルSV250がおすすめです。
YSV104よりもアコースティックバイオリンの音色に近い響きで、演奏会などの広いステージでもダイナミックな演奏ができます。
付属するのはコントロールボックス(アンプ)のみなので、最低限必須となる弓、ケース、肩当て、松脂は追加で揃えましょう。
商品内容 | ヤマハ SV250 |
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価格 | 125,607円(税込)、送料無料 |
評価 |
サイレントバイオリン3種類を徹底比較!
池田晴子先生のサイレントバイオリンセット | ヤマハ YSV104 | ヤマハ SV250 | |
ランキング | 1位 | 2位 | 3位 |
商品 | |||
静かさ | |||
弾きやすさ | |||
価格(税込) | 87,340円 | 107,142円 | 125,607円 |
別途必要なもの | なし | 肩当て 松脂 チューナー 譜面台 |
弓 ケース 肩当て 松脂 チューナー 譜面台 |
評価 |
これから始める初心者の方におすすめのサイレントバイオリンを比較してみました。
肝心の「静かさ」は池田晴子先生監修のサイレントバイオリンが他より一枚上手です。
左が通常のバイオリン、右がサイレントバイオリンのデシベル数
実際にデシベル数を測ってみると、池田晴子先生監修のサイレントバイオリンは通常の楽器の1/3程度で、かなり音量が抑えられていることがわかります。
また通常のアコースティックバイオリンと同じ形をしている点も、上達するうえでは大切になってきます。
右が池田晴子先生監修のサイレントバイオリン。通常の形に近い
サイレントバイオリンは静音設計がされているため、一般的に価格が高くなりますが、池田晴子先生のサイレントバイオリンは比較的安価です。
しかも7時間ものレッスンが収録されたDVDも付いてきますし、弓・ケース・肩当て・松脂などの必要な小物はすべて揃っています。
サイレントバイオリンがあれば周りを気にせず演奏できる
サイレントバイオリンを購入する際には、なるべく音量の静かなモデルを選びましょう。
また通常のバイオリンに近い形をしていること、5万円~10万円の価格帯を選ぶことの2点にも注意してください。
その他、バイオリン本体だけでなく、弓・ケース・肩当て・松脂・ヘッドホンなどがすべて揃っているセットが良いです。
先ほど紹介した「池田晴子先生のサイレントバイオリンセット」なら、静音機能の高いサイレントバイオリンセットに加え、合計7時間にも及ぶレッスンDVDですぐに演奏できます。
値段は87,340円(税込)ですが、サイレントバイオリンは一度手に入れると長く使えます。4年間使うとしても、1ヵ月当たりわずか1,819円です。
バイオリンは基礎を習得して曲が弾けるようになると一気に楽しくなります。
曲が弾けるようになったら、家族や友人に演奏を披露してみてもいいですね。もちろん自分だけで達成感を味わうのも格別です。
バイオリンの楽しさは無限大。
あなたもバイオリンを趣味にして、演奏を楽しみましょう♪